沼の底からこんにちは

君とJETなDOするLIFEなう @KUMA70145184

ジュニア担になって驚いたこと

 

2018年の秋から、私はジュニア担になった。

ジュニア担になるまでに持っていたイメージと、実際にジュニア担になってからの現実は大きくかけ離れていて、目からウロコの連続だった。

ジュニア担になって感じた事を新鮮な感情と共に、まとめておきたいと思う。

 

①ファン層は幅広い

ジュニア担のイメージと言えば、とにかく若い。中高生がメイン。少クラでは、パンツにぺたんこ靴で元気に踊る。客席側では、とにかく目立つ2連のうちわで自担の誕生日を祝い、カメラが向いた瞬間に顔面を隠さないといけない。若さこそがなせる技である。コンサートでは名前入りシートの入ったキンブレを片手に2、3本持ち、大きく振る。もう片方の手にはうちわと双眼鏡を持つため、強靭な握力が必要らしい。という事前イメージを持っていた。

ところが、意外と年齢層は幅広かった。いわゆる量産型ジャニヲタなどの中高生がメインのファン層ではあるものの、落ち着いた年齢層の人も意外といる。ジュニア自体の年齢層が広がっていることも影響しているのか、ヲタクの年齢層も幅広く、以前に比べて敷居は広がっているように感じた。twitterでヲタクの方と交流させてもらう際、私より明らかにひと回り以上年下の方であっても日本語が通じない方は今のところいない。皆さん挨拶、礼儀などはしっかり身につけている一般常識のある方が多い。ド新規BBAジュニア担にとってはその点がとても心強かった。BBAにも中高生にも優しい、ジュニアの沼。少クラとコンサートはまだ未経験のため、うちわやキンブレ事情については、今後経験を積んでからまた記載したい。

 

②意外とお金かからない

ジュニアと言ったら、とにかくお金がかかる。自担がどのグループのバックに付くか不明なため、全グループのFCに入っておく必要があるらしい。四季を通じて現場があるため、一年中金欠状態らしい。というのが事前のイメージ。

実際は、お金かからない。自担が先輩のツアーバックについていないグループという事も大きく影響しているが、今の所は全然お金がかかっていない。

ちなみにデビュー組の場合、FC会費、CDやアルバム、映像作品のリリース、舞台やコンサート、それに伴って発生する遠征費、コンサートグッズ、雑誌、公式写真など、担当を応援する上で発生する最低料金が決まっている。そこから上は個人の資金次第、という計算方法である。

一方、ジュニアに関しては、まずFC会員料金が安い。CDやDVD、映像作品のリリースがないため、その点だけでもかなりリーズナブル。なのに毎週無料で鮮度の良いジュニアを摂取できるYouTube。は!無料!詐欺かよ!?と毎週驚愕する内容が全世界に向けてアップされる。グッズ代はチケット代のチップ程度。ステージフォト、公式写真などは個人あたりの枚数が少なく、なんともお財布に優しいではないか。ただし、ジュニアにはフォト一揆という文化が存在することを忘れてはならない。そういったイベントに命をかけるとなると、財布はすっからかんになるでしょう。舞台やコンサートは一年中開催される(予定)のため、一年を通じてお金はかかるが、どの公演にどの方法でいくか、を自身の財布と相談すればよい。無理せずヲタク活動を続けることが出来る。これしかお金かけられないから、この人のファンとして失格…なんて卑屈に感じることなく自分のペースで応援する事が出来る。

 

③状況が突然変わる

突然グループ名もメンバーも代わりがち。グループ名とは、本人達にとっても、ヲタクにとっても大切な、かけがえのない愛着のあるもの。そんな大切なものであっても、ジジイの思いつきでいとも簡単に変わってしまう。なんならメンバーも代わる。前の方がよかった、なんて打ちひしがれる暇もなく、ただただ、流れるような速度の変化に順応していく力が求められてこそジュニア担といえる。

あとは、すでに発表されている公演や当落が出ている公演なのに、「〇〇くんは〇日までの出演です」と公式からお知らせが来ることにも驚いた。同一公演なのに、この日以降は別の仕事があるから出ませんよ、とはなんとも驚き。当たり前のように自担が出る保証なんてどこにもなかった。その他、怪我や病気で突然幕が上がったらいなかったり、反対に予定していなかった人が舞台にいたりする。だからと言って公式サイドからお知らせは来ない。ジュニア担には、そんな日々変化する状況をすんなりと受け入れ、的確に動く能力が必要とされている。

 

④かけ持ちしてる人めっちゃ多い

ジュニア担としてのTLを追っていると、色々なグループの情報を知り得ることになる。デビュー組とかけ持ちの方がとても多いため、自然と他グループの情報を入手でき、お得感がある。ジュニア担のお姉さんたちは、ジャニーズの歴史を経験して、ジュニアにたどり着いたんだなと実感。デビュー組→バッグの子が気になる→ジュニア担の流れが多いからか。

 

⑤遭遇率高すぎ問題

普通に遭遇する。街で、現場付近で、普通に遭遇するんだな。デビュー組は、撮影中の遭遇はたまにあるものの、プラベ遭遇は滅多にない。ジュニアは電車移動がメインだからか、仕事の前後やプラベ遭遇がめちゃくちゃ多い。それを良しとするか、見聞きしない方がいいのかは個人の価値観によるが。

 

⑥めっちゃ働く

自担はとにかく働く。クリスマスも正月も夏休みも、ひっきりなしに働くよ~。必然的に、私も腐ってる場合ではないと身が引き締まる。自担の頑張りを糧に、仕事や家事、勉強に受験、ダイエットと頑張っている方々をたくさんみかける。なんとも向上心のある沼。

 

⑦雑誌の早売り、密録、闇

twitterやインスタで早売りをみかける。著作権云々…の問題はあるものの、早売り!ダメ!絶対!という学級委員的な人はあまり見かけない。私も流れてくる早売りを見て、この雑誌買おうと選んだりする。と同時に密録や闇も多く流れてくる。この辺りの敷居はデビュー組に比べてかなり低く、驚いた。どこにどう関わっていくか、全ては個人の裁量に委ねられている。

 

⑧ガチで恋する5秒前

私は担当に対し、「美術館に飾られている名画」というスタンスでヲタクをやっているので、直接触れずに特別な場所に行った時にだけ美しさを愛でる物として認識していた。一方、ジュニア担界隈ではガチ恋、というワードをよく耳にする。身近にいそうな恋愛相手という感覚で自分の生活の中に取り込む感覚。その感覚を周囲から感じることがとても新鮮で楽しい。私自身はまだ自分の生活に担当を取り込む事が出来ずにいるが、そうなったらヲタクとしてとても楽しいんだろうなと思う。

 

ひとまずジュニア担になってから驚いたこと8つ書いてみました。また見つけ次第書いて行きたいと思います。

早く単独現場行きたい!