沼の底からこんにちは

君とJETなDOするLIFEなう @KUMA70145184

東京ドームまで連れてってやると約束した日の話

 

2019.08.08 ジュニア祭り

私は例によって例のごとく落選し、必死でチケットを探した。何だかんだでお友達に全面協力してもらい、入れることになって…あとから考えるとマジで入れてよかったなと思う。そんな内容だった。

 

オープニング、キャメロンの登場から始まるステージ。おや、ジャニーさんは先日お亡くなりになったはずじゃ…っと我が目を疑ったが、そこはしっかりタッキー社長がジャニー氏の趣味嗜好を受け継いでいるようで安心した。

CanDoCanGoが始まると、トップバッターで階段降りしたのはまさかのHiHiJets!!!

ゆうぴを先頭に、5人で並んで登場した姿に歓喜した。

300人も登場するジュニアコンサート、世の中のありとあらゆる汚いものを見すぎてくすんだ私の目は、膨大な数のジャニーズJrから自担を見つけられるのかと不安だったが、そんな心配は一瞬で吹き飛んだ。作間くんのその抜群のスタイルのおかげで東京ドームだってどこだって、どんな遠くからだってすぐに見つけることができた。なんならGoogleアースからだって見つけられる気がする。そのぐらい、彼は目立つんだ。脚は長くて背は高いのに顔がちっさいって一体どんなバランスだよ!全く、最高だよ!!

 

少し枯れかかった声を振り絞っていつも以上のバカデカ野球ボイスで会場を盛り上げたゆうぴー。さすがに緊張していたのか、いつもより半音高めのキーでゴリゴリのラップを披露したガリさん。アミーゴ選抜で抜群のダンスを魅せたみじゅき。東京ドームという大舞台においても、いつもの変わらぬ様子で怯むことなく「会いたかったぜ」と、ドーム中の女を口説いた涼くん。そしてローラー大ジャンプで会場を湧かせた作間くん。

 

 

HiHiJetsはとにかく誇りだった。ちびっ子ジュニアでもないし、お兄さんジュニアでもなく、そのちょうど狭間の中間管理職Jetsだった。なので色んな仕事任されがち。頑張った!

 

 

デビュー発表があるってことは、みんな口には出さなかったけどなんとなく分かってた。絶対デビューある!みたいなこと予言して外すのもかっこ悪いし、ほら言ったやん!みたいな後から言うのもなんかダサい。だからみんな、なんとなく分かってたけど、何も言わなかった。でも、2組同時デビューというのは正直、意外だったな。どちらかが後でも先でもいたたまれない。また、解体や合体なんてことが起こった日にはヲタクの怒りと悲しみのボルテージによってドームの特殊装置が自然発火してしまう。祭りじゃなくて火祭りじゃん。

 

そんなボヤ騒ぎも起こらず、無事に2組のデビューという形が、理想的だったのかなぁと冷静に思った。

当然、年齢を考えたらHi美がデビューしたって全然おかしくないし、明らかに会場内の歓声がずば抜けていた、なにわ男子だって有り得た。

デビューっていうのは、経験値でもなく、グループの人気でもなく、個人のスキルでもなく、本当に運命だったり偶然の重なりだからね。あとは社長の思いつき。

実際、どこがデビューしたっておかしくなかったんだ。

年功序列も何もない、一般社会の常識なんて通用しないこのジャニーズという世界で、デビューという新たな扉が開き、しかしその中身はいかにも年功序列な日本的な文化が色濃く反映されていたからちょっと驚いた、というだけの話。(ちょっとした皮肉入ってますが、気にしないで)

 

色んな感情が入り交じって、デビュー発表の後は泣いたり、抱き合ったり、放心したり、愚痴ったり、と客席の反応は様々だった。当然その後の客席は盛り上がるはずもなく、しばらく微妙な空気が流れた。ちょっと1回状況を整理させてくれ。こちとらコンサートどころじゃないんだ、と、言いたげな会場の不思議なムードをぶち壊して、「もっともっと!」と会場にコールを促しているグループがいた。そう、我が軍、HiHiJets。まぁ私がブログ書いてるんだ、そうなるよね。すんません。

HiHiJetsは空気が読めないんじゃない。空気を変えたんだ。会場はHiHiコールによって盛り上がりを取り戻し、その勢いは加速するように後半戦も無事終了した。まぁね、ほんと言うと間に色んなグループが歌ってたからね、その時点で盛り上がったのかもしれない。でも私は自担に激甘だからそう感じちゃったんだ。HiHiJetsまるごとさいこーー!ってなテンションで、とにかく後半戦は見届けた。

 

私は終始作間くんを目で追っていた。いつもは必ず双眼鏡を構えている東京ドームでも、裸眼で追っていた。っていうか、裸眼でも追えた。その素早いローラー移動も、スピンも、華麗なダンスも、よくわからない発作も、恥ずかしそうなファンサも、全部裸眼で追えた。

 

今回、デビューこそ叶わなかったけれど、HiHiJetsは東京ドームという大きな舞台でもぶれることなく、自分たちらしく、パフォーマンスを発揮できるグループだということが充分証明された公演だった。

私はまだまだ気長にジュニア担としてHiHiJetsを応援していきたいし、何年経ってでもHiHiJetsを東京ドームに連れていってやりたいと思った。そのポテンシャルがあるグループだからね。

 

 

東京ドーム公演のあった翌日、サマステでは、いつものHiHiコールが少し違っていた。

「俺たちを東京ドームに連れていってくれますか!?」

 

元気よくHiHi!と答えてしまった以上、私はその責任を果たさなくてはならない。

 

これからは本腰を入れてHiHiJetsを応援していこうと決意を改めた2019年夏の出来事だった。

 

この底なし沼に入った以上、もう覚悟は決めてんだ!!!