沼の底からこんにちは

君とJETなDOするLIFEなう @KUMA70145184

ジャニーズショップで公式写真を手に入れるまでの話

 

 

10月30日 3時間並んだ後レジを通過し、

「くまこは公式写真を手に入れた!!」

 

これは、今どこよりも行列必至、連日話題沸騰のスポット、「ジャニーズショップ」で公式写真を手に入れるまでのお話。

 

1年前まで、週末の原宿駅の喫煙所付近に行列を見かけると「あっ、今日嵐のライブの日か」と行列からライブ日程を知ることもよくあった。原宿が定期圏内の私は、平日の夕方にふらっと寄り、レジの待ち時間10分程度で購入していた。そのため、白い枠付きの公式写真には重きを置いていなかった。買える時に買おうかな、程度。

それがいつからか!!平日も整理券配布?!!土日は半日覚悟の大行列!!整理券がないと入れないだと?!なんでそんなことになってんだ!?

闇ショには手を出さない方針の私にとって、恐ろしい現実であった。ちなみに闇を否定している訳ではない。闇の方がいい仕事するよね、ってゆうか闇の方が目線合ってる時あるよね、という現実ももちろん知っている。闇を買わない理由は単純に金の問題だ。あとは保管。キリがないんだもの。というわけで、公式オンリー派の私には死活問題だった。

誰だよ、公式写真は1枚あたり30円が給与明細に載るとかペラったのは!(横尾さんのバカっ)それが原因かはさておき、本当に最近のジャニショ問題は異常。

 

10月30日はドリボのステージフォトが販売終了になる日。ドリボ担の私はどうしても行かねばならなかった。ちなみに10月は既に3回ジャニショにトライしているが、時間の都合や整理券配布終了につき3回とも撃沈。最終日の30日は仕事が休みだったため、朝から気合いを入れてジャニショに向かった。

8時45分 駅に到着。警備員がいるが、「列は作っていません。空いているスペースでお待ちください。」とのこと。なんとも適当な仕切り…喫煙スペースにいる人が申し訳なさげに喫煙する傍らでスタンバイ。私よりもさらに早く来ているであろう方によって、なんとなく列は形成されている。ふと、喫煙スペースに掲示されている「ネズミに餌をあげないでください」という看板が目につく。これから私はネズミと一緒に並ぶのか…となんだか複雑な気持ちになる。

9時 状況変わらず。人はどんどん集まる。出勤する会社員の人はいつもの光景と言わんばかりに横目でチラチラと見る。私だって、朝から並んで見世物になりたい訳ではない。オシャレなカフェでインスタ映えするコーヒーでも飲みたい気分だ。「平日の朝っぱらからジャニーズのために並ぶ暇な人」という白い目は少しばかり痛かった。これが若者であれば、一緒に並んでくれる友達もいるだろう。しかし平日休みの社会人にとって、そのような同志を探すことは、コンサートの相方を探すことよりも難しい。少しばかりの羞恥心を抱えながら、1人過ごす。

9時10分 先程までウロウロとしながら過ごしていた警備員がおもむろに群衆に対して何かを説明している。がしかし、全く聞こえない。どうやら列が形成されるようで、集団が動き出す。朝から来ようが、たった今来ようが関係なく、警備員の近くにいた者が先頭として列が形成されていく。急いでその波に食らいつくように前の人に着いて行くが、押し合い、掛け合い、当然のように文句が飛び交う。すぐ側に停められた車にぶつかりそうになり、本当に危なかった。

列形成後は、人数ごとにまとめられグループの札を渡される。私は3番目のグループに所属したようだ。ここから30分、秋とは思えぬ地獄の紫外線を浴びながらひたすら待つ。持参した本を片手に読書を始めたが、ふと周囲の様子が気になり始める。1人で並ぶ人は携帯を片手にtwitterで現在の状況を実況していたり、twitterやインスタを眺めている。二人組の女性はひたすらヲタトークを楽しそうに展開している。カップルなのか、連れて来られた男の子はこの時点でげっそりと疲れの色が見え始めている。妙齢の、明らかにジャニーズに興味のなさそうな人は折りたたんだ紙袋を抱えている。転売かな?いやでも同志もしれない。そんなことを考えながらひたすら紫外線を浴びる。

9時50分 私のグループ列が動きだし、まだオープン前ではあるが店の中へ。やった!写真があるぞ!!!!

1年振りの公式写真にややテンションが上がりつつ、購入用紙にひたすら自担の番号を書きなぐる。狭苦しい店内は上下左右に写真が張り巡らさされており、グループごとに展示コーナーは分かれている。1番手前のキスマイコーナーでひとしきり玉森さんの写真を書き終え、続くジュニアコーナーの作間くんの写真を別用紙に記載した。さぁ、残りはドリボ写真!となった店内途中で衝撃的な光景を目にする。

 

「売り切れ」

 

なんとっっっ!!!!

 

目的としていた作間くんの写真は買えなかった…

 

遅すぎたのだ。最終日に来たって買える訳がないんだな…また1つ、ヲタクとして勉強になったぜ……

 

その後は地獄のレジ列に突入する。1階のレジ列にようやく到達した頃は、既に2時間が経過していた。そこからはレジ早打ちのお姉さんをひたすら眺める。ブラインドタッチで高速にレジを打つお姉さんの姿は、昔と変わらなかった。

やっと私の番が回ってきて、申し込み用紙をお姉さんに渡す。お姉さんが打ち込む番号が間違っていないかレジに表示される名前を見ている必要がある。

タマモリユウタ、タマモリユウタ、タマモリユウタ、キスマイフットツー、キスマイフットツー………

とひたすら打ち込まれるカタカナを眺め続けていると、

サクマリュウ

の文字に私の心臓が高まる。

初めまして、作間くんの公式写真。がしかし、少なくて申し訳ない。本当はもっとお駄賃をあげたいが、君の写真は売り切れなんだ。これでは昼ごはん代にもならないね。次はちゃんと、発売直後に来るね……。

最近は、1枚ずつレジ上に自分が購入する写真を並べられ、間違えがないことを確認するという世界一恥ずかしいシステムは混雑のため省略されたようだ。助かった。大量購入につき、自分が何を選んだのかなんて分かるわけもない。

 

店を出る頃、3時間立ちっぱなしの私の腰は崩壊寸前だったが、初めての作間くんの公式写真購入と、玉森さんの1年分の写真により心は満たされていた。

どうしよう、たった3時間の立ちっぱなしがこんなにもしんどいなんて。ジュニアの現場はスタンディングが基本と聞いている。身体をHiHi仕様に鍛えなくてはいけない、と来年の夏に向け新たな目標ができた。

 

でも、ライブのためのスタンディングと、写真のための3時間は別モンだよ!!!こんな行列、BBAには正直しんどいっす!!

お願いします、ジャニショ様!!

ネット通販してくれ!!買うから!!!

 

という、ジャニショの購入レポでした。